藍より青く

雑記ブログ

非進学校から難関大学を目指す君へ

この記事は非進学校から準難関国立大学に合格した自分がその経験を活かし

 自分の高校の進学実績が悪いから難関大学は無理だろう。

 こんな環境で難関大学行けるはずがない。

なーんて思っている高校生に向けた記事です。

初めに

この記事では

  • 自分のいる非進学校はどんな環境なのか
  • どうすればこの環境下で難関大学に合格できるのか

を考える材料を手にしてもらい、最後に自分の経験談を踏まえ、

進学校に通い難関大学を目指す方を応援する記事です。

進学校と比べてここが不利、重要なこと

以下の三つ。

・環境

・慢心(学内順位≠全国順位)

・情報不足

 非進学校環境は不利だねって事と(それはそう)

重要なのは自己分析・情報収集だよねって事が書いてあります。

環境

まず自分が置かれていた環境について少し触れます。

 

自分の母校は喫煙で停学処分食らった人がいたり、

進学先は「真の意味でのFラン」がちらほら

難関大学目指します!って自分が言ったら

「それはキモい(笑)」とか否定的な反応が返ってきて

勉強するやつを小馬鹿にする雰囲気がどんよ~りと漂っていたように思えます。さすがに高校三年生の秋頃にはそういった雰囲気は緩和されましたけど、いずれにせよ夏までにはそんな感じ。これは単に自分の人望が無いだけかもしれませんが、それを差し引いて考えてもあの雰囲気は嫌いだったし、辛い。

 

また経済的な理由で塾に通っていなかったので、学校の授業が頼り。頼りにしている授業がこういった環境下で行われているのでさらに辛い。

 

ざっとこんな感じの環境で受験期を過ごしました。*1

ただどこの大学へ行くかはともかく、進学が前提な環境なのでまだましだとは思ってる。

大学進学率5割超の時代だから進学前提は一般的なのかな)

 

 

さて、何故不利なのか?

それは環境に影響を受けやすく、難関大学を目指す人にとって非進学校の環境は不都合だから

周りが受験に対して意識が向いていない(=受験勉強していない)状態だと、どうしてもその影響を受けます。周りがこうだからこのぐらいの 勉強量or質   でいいやという慢心を持ちやすくなる。

 

進学校に通っている人達が

「友達が行くから東大に行く」とか「センター試験はお祭りみたいなもの」とか言いつつ授業研究に時間かけている塾講師 or 高校教師に教えてもらっている間に、非進学校の人たちは「とりあえず大学行ければいいや」とか「センターの点数が悪くてもあの大学なら受かる」とか言いつつ生活指導で精一杯な教師たちに教えられている訳です。

 

 「環境に左右されない人はそもそも非進学校に進学しない」と思うので(自分がそう)

重要なのは「環境をまず知る」

学内順位 ≠ 全国順位

「学校内で1位を取ったとしても東大に行けるわけではない」

というのが非進学校の不利な点で、進学校の人達は学内定期試験の度に全国模試を受けているようなものであり、「学内順位≒全国順位」が成り立ちます。

 

それに対して非進学校は一位を取っても受験生全体では中の下という状況があり得るので、他のランナーが見えないマラソンの様相を呈していて地獄です。

 

つまり進学校が「定期試験+模試」で疑似的な受験生全体の位置を把握して適切な行動取っていて、非進学校は模試だけでしかそれを把握できず適切な行動かどうかを確認する機会が少ない訳です。

 

なので、

重要なのは「学内順位で慢心せず受験生全体の位置を考える」

です。

情報不足

「学内順位≠全国順位」にも通ずるものがありますが、受験に関する情報が不足していると圧倒的不利です。

例えばあの参考書がいいとか、勉強法の話だとか。(本屋であの参考書おすすめだよとか言いながら楽しそうに受験の話をする人達めっちゃ羨ましかった…)

 

特に「難関大学を合格させられるだけのノウハウを学校側が持っていない」というのがあって、先輩の進路先に同じ大学があれば先輩が使った参考書や過去問だったり、教師側が入試問題の傾向をある程度把握しており適切な指導が期待できるが、非進学校だと「あの大学を目指すのはこの高校で君が初めて or ここ数年間の進路実績に書かれていない」ので指導が期待できないということがあります。

 

つまり、すべて自分でやる必要があり、教師のサポートが厚い進学校*2と比べ、不利になってしまうねって話です。それと授業の進度が受験を想定されて組まれていないという問題もあります。進学校で受験対策を行う授業が始まっていて、非進学校では高校履修範囲終わっていないとかね。

 

ただこの情報不足は、やる気があればネットで何とかなってしまうので、この時代ではそれほど気にする問題ではないと思っています。やる気さえあれば。

 

参考書や勉強法は調べれば出てきますし、進学校の人や同じ志望校の人がどれだけ勉強しているかを知りたいならStudyplusがあります。

 

隣の席で「結局寝ちゃって1時間しか勉強してない」と言っているのを聞いて自分は進んでいると感じるか、Studyplusで15時間勉強した受験生を見て自分は遅れていると感じられるかの違いは大きい。

情報不足はネットで簡単に解決できるので、やる気をいかに出すかという問題になってきますね。そういった意味でもStudyplusはイイ。

 

以上のことから情報不足に対して重要なことは、

「自分で情報収集をし続ける」

 です。

結局点数取ればいい

進学校の不利な点を挙げましたが高々3つです。

最終的に点数が高いやつが受かるので、点数取ればいいだけ。

進学校の不利な点(弱点)を知って、その弱点を補強するように動けば進学校の生徒と大して変わらないと思っています。

 

自分のセンターの得点が進学校(自称?)のあるクラスでの平均得点より高かったんですよ(大イキリ)。その時受験において大事なのはどこの学校にいるかじゃなくて点数なんだなと感じたし、なんだか「”逆”井の中の蛙大海を知らず」になってたなと。

つまり、「井戸の中を泳いでると思い込む蛙、大海泳いでる」みたいな。

「 非進学校」(=井戸)に自分がいる、「だからこそ勉強」という考えが自分を大海に引き連れてくれたんだと思ってます。

ただし大海はレッドオーシャン

 

まあとにかく点数取りましょう、点数!

 注意したいこと

「環境を知る」、「情報収集をする」前に注意したいことは?

ここでは、「自分なりに情報をカスタマイズしよう!」みたいなことが書いてあります。

”偏差値〇から逆転!”的情報の取捨選択

「偏差値〇で〇〇大に!」みたいなのは、まずバッググランド疑いましょう。「実はその偏差値は東大模試で算出されていました~」とか「小学校から塾通ってて進学校に進学したけどみんな凄すぎて勉強のやる気失っちゃったテヘ、まあでも授業はまじめに受けてたし受験期だけ死ぬ程頑張ったわ~」みたいな背景があるかもしれない(想像です)。

 

そういう情報を偏差値だけ見て自分と同じ境遇だ!と思うのは危険です。

 

「小学校以前から勉強してきた進学校生徒」と「小中とあんまり勉強しなかった非進学校生徒」が同じ戦略で戦えば大抵前者が勝つので、自分のキャパに見合った方法というか自分のパーソナリティ(?)に合った方法で受験勉強しましょう。ちなみに自分は中学英語が恐ろしく抜けていたので、中学範囲からやり直しました、わろた。

受験は団体戦(笑)

「受験は団体戦」なんて言葉は、

「集団全体(クラス)が受験に対して意識が向いている時に、お互い助け合うことで1人より何倍もの力が発揮できるよ」というポジティブ面しか語られていませんが、その前提が崩れた時の

「受験に対して意識向いている奴はそうでないやつに足引っ張られるよ」

というネガティブ面も語られるべきです。

つまり、集団全体に足引っ張られるなと感じた時点で周りを気にせず同調圧力に屈せず個人戦に持ち込んだ方が、受験においていい結果を残せるんじゃないですかね。まあ、あくまでも受験においてですが。

 

例えば、団体の方が受かりそうだけど周りが…って人はクラス全体では足を引っ張る奴が多すぎてこっちのペースに持ち込めないかもしれないですが、2~3人の単位ならそれが出来るかもしれない。その最小単位で受験勉強しておけばクラス全体の雰囲気に流されない小集団が出来ます。自分の所属しているコミュニティの中で受験の話を真剣にできる集団があるのはマジで心強いです。それに対して一人の方が受かりそうだし自分で参考書を利用しつつ勉強できるし、かつ一人で行動したほうが色々ラクって人は個人戦に持ち込んだ方が受かりやすい。

 

なので「受験は団体戦」を押し付けてくる教師は受け流したほうが吉です。

 

そもそも「受験は団体戦」というクソドクトリンがはびこっているかというと教師は大抵の場合、他称 or 自称進学校出身なので自身の経験を押し付けて「受験は団体戦」と語り、それを強要してくるのから。

前述の通り、「団体戦」ドクトリンが有効なのは生徒全体が受験に向いている場合で生徒全体が受験に対して意識が低い場合は悪手です。つまり教師が置かれていた環境とは大抵違うので教師の言う事をまず疑ってかかり、教師のバッググランドを考慮して自分なりのスタンス取ってください

 

自分がしたこと

じゃあこう言っている自分は何をしたのか?

進学校生徒が語る受験論で、常識とされているために省略されがちな事柄まで書いたつもり。

  • 授業をある程度聞く
  • 課題を出す
  • 中学範囲の学び直し
  • Studyplus
  • 参考書は厳選する(してない)

授業

授業は聞いておいたほうがいいです。

教科書に書かれていることをざっくり口頭で説明してくれるので。

ただ周りの私語がうるさくて授業が聞こえづらい環境にいる場合は、教科書主体で勉強して、分からないところは授業後質問するといいかも。

自分の環境は”うるさいけど授業は聞ける”ぐらいだったので、教師の話と黒板で理解しつつ、教科にもよるけど2割ほど教科書で勉強していました。

 

授業中の内職について。自分の場合、内職はほぼしていませんでした。

ただ受験科目でない科目の授業ではしていた気もする。

今思うのは、生活指導 or 部活指導に精一杯な教師に教えてもらうより参考書の方が効率がいい場合もあるので受験科目に関わらず内職の機会をうかがっていればよかったなと。授業で使う教材も自分に合っていないって事もありますからね。

例えば自分の場合、物理は授業より「物理のエッセンス」してればよかったな

物理のエッセンス 力学・波動 (河合塾シリーズ)

提出物

出しておいたほうがいいです。

自分の学力的にも、教師とうまく(摩擦なく)付き合うためにも。

無駄な提出物もあると思いますが…

中学範囲の学び直し

自分が弱いなと感じる教科は中学範囲から出来ていない可能性があります。

自分がやったことは、

英単語帳「三訂版 大学入試データ分析 英単語VALUE 1400

英文法「Mr. Evineの 中学英文法を修了するドリル Mr. Evine シリーズ

で中学範囲復習しました。

 

中学範囲まで遡って勉強をしていると、「自分と真摯に向き合っている」感を得られてイイです。

「分からない」を認めることって意外と難しいんですよね。況や中学範囲をや。

Studyplus

前述しましたが周りにいないような人の勉強記録が見られるのでお勧めです。

 

学習総合サイト Studyplus(スタディプラス)

参考書

厳選しましょう。

自分は厳選せず、次々と違う参考書に手を出して失敗してます。

志望校のレベルによっては教科書で事足りるかもしれないですね。

 

最後に

進学校は進学に関して不利な点が多い環境であること、それを理解してそれなりの行動をしないと合格するのは難しいです。

じゃあ、全て環境のせいにして、受験あるいは人生を投げ出すか?

 

少なくとも自分はここで投げ出したら一生環境のせいにして、主体的な人生を楽しめないんだろうなと感じたのでそうはしなかった。環境と一緒に堕ちていく人生は嫌ですからね。そう考えると進学校に通う生徒と違い、環境に屈せず結果を残せる(この場合難関大学合格)という経験を若いうちに得られるのは非進学校生徒の利点かもしれないですね。

 

散々非進学校生徒の不利な点を述べてきましたが、

進学校の方こそ合格してほしいなと思っています。

 

大丈夫です、どの高校の生徒にも関わらず受かります。

現状に問題意識を持っていて解決策を探して、ここにたどり着き、ここまで読んでくれたあなたなら。

 

少し自分の思い出話でも。

 

高校2年生春の時にこのままではまずいと思い、すでに無理だと悟りつつも難関大学を目指していました。担任の先生との進路相談があったのでその旨を伝えたかったのですが、この高校の進学実績には無いので「〇〇大学行きたいのですが、この高校のレベルからだと誰も行っていないんです……」と言いました。

その時に先生が言ってくれたのが「君が初めてこの高校から、その大学に進学する生徒になればいい」の言葉。

その時は「まあ高2だし希望持たせるよな」と冷めた目で見つつ、自分が「前例が無いから難関大学進学は無理だと思って半ば諦めていた」と気づき、諦める前にとりあえず目指すかという感じで受験勉強してました。

そして高3になり、入試が終わり、合格発表。

無事合格!

 

先生に合格報告と共にお礼の言葉を述べに行きました。その時先生からいただいた言葉が「おめでとう!この高校から合格か!」

その言葉を聞いた時「報われたな」と感じました。

 

言わば伏線回収されたんですよ。高2の時に自分の「この高校からなんて無理だ」という思いに対して1年後、先生の「この高校から合格」という言葉。別に無理な話じゃなかったなし、先生は合格するって信じてたから高2の時の自分の言葉を覚えていてそう言ったんじゃないのかなと思います。

 

もし過去の自分の様に

 「自分の高校の進学実績が良くないから難関大学は無理だろう。」

 「こんな環境で難関大学行けるはずがない。」

なんて思っている方、この記事で頑張ろうって思ってくれたなら本望です。

 

受験頑張ってください!!

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*3

 

 

 

 

*1:自分の通っていた非進学校について具体的な数字を言うと、旧帝や難関私立が5年に1人いれば万歳といった感じのところ。

*2:進学校の中でも学校による

*3:進学校、高学歴=良いこと」という前提が成り立っているように見えるこの記事を書きましたが、学歴の価値(≒大学へ進学する価値)は個人次第ですし、これから「ある組織に属す(学歴)という信用」より「個人に蓄積した信用」が重要になってくる時代に移っていくと思います。なので全ての人に対し「高学歴=善」とは思ってません、個人の問題なので。一応。